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会社合併記念行事
スピーチ例
◆新社長あいさつ
本日は、弊社合併記念式典にこのようにたくさんの皆様のご参列を賜り、誠にありがとうございました。厚くお礼申し上げます。
さて、このたび△△株式会社と、××株式会社は合併し、新会社を発足する運びとなりました。新会社は社名を○○株式会社。シンボルマークはタキオン。「人が造る神業」をめざし、エレクトロニクス製品の開発・製造を行っていきます。(1)
皆様ご存知のように△△株式会社は、半導体をはじめとする電子機器の分野で、また、××株式会社は、レーザー光線、精密機器の分野で、それぞれ独自の技術を開発し、進歩を遂げてきました。このたびの合併により発足した○○株式会社は、この両社が長年にわたりつちかってきた技術を統合した、まったく新しいタイプのメカトロニクス企業であります。(2)
昨今マルチメディアが世情の話題をにぎわしております。マルチメディアを制する者がこれからのエレクトロニクス分野を制するといわれております。当社の発足は、この来るべき本格的なマルチメディア時代をにらんだものでして、必ずや皆様をアッと驚かせる製品を世に送り出せるものと確信しております。(3)
合併により機構・体制が新しくなりますので、しばらくの間皆様には何かとご不便をかけることがあるかと存じますが、これまでの△△株式会社及び××株式会社同様、なにとぞ新生○○株式会社に今後ともご高配を賜りますよう、心からお願い申し上げます。(4) |
【ポイント解説】
(1)まず、招待客などに対しお礼を述べます
(2)新会社の概要を説明します
(3)これからの抱負を語ります
(4)倍旧の支援をお願いします |
◆来賓祝辞
このたびは新会社の発足、誠におめでとうございます。心よりお慶び申し上げます。(1)
私は数十年来△△株式会社と取引をさせていただいておりましたが、このたびの××株式会社との合併のお話をうかがったときは、本当に驚きました。いったいどんなとてつもない会社ができるのだろうと、他人ごとながら胸の高鳴りを覚えたものです。
△△株式会社、××株式会社といえば、それぞれ半導体、精密機器の分野における我が国屈指の存在であり、今回の合併は1と1を足して2になるというような代物ではなく、それこそ100にでもなりかねないものだからです。「人が造る神業」とは言いえて妙。新生○○株式会社はまさにこの名にふさわしい、超一流企業の誕生だと申せましょう。おそらくこのたびの合併は、わが国のエレクトロニクス史上における重要なメルクマールとなることでしょう。(2)
先ほど○○○○新社長よりお話がございましたように、新生○○株式会社はマルチメディア製品の開発を手掛けられるとか。現在米国に一歩先を行かれる格好のマルチメディアも、これでわが国に俄然有利な展開になってきそうです。
まさに21世紀のエレクトロニクス分野におけるキーワードは、マルチメディアにつきるといっても過言ではありません。どうかわが国の科学文化の発展、また消費者生活の向上のため、新生○○株式会社には、すばらしい製品の開発・製造に邁進していただきたいと、切に希望する次第であります。(3)
最後になりましたが、新生○○株式会社の弥栄を祈願し、私の祝辞とさせていただきます。(4) |
【ポイント解説】
(1)合併・新会社発足に対して祝いの言葉を述べます
(2)合併が有意義なものであることを披露します
(3)今後の展開についての期待を述べます
(4)最後に新会社の弥栄を祈願します
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