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会社合併記念行事
あらまし
合併にともなう行事 | ◆時期、方法を検討する 会社が合併するためには合併契約書を作り、株式総会の承認を得、合併の登記をすることによって効力が生ずるまで、商法その他法律上の複雑な手続を経る必要があります。 また、合併はその途中で外部に知れますと、思わぬ障害に合併を阻害されるおそれがありますので、交渉や実務は極秘裡に行われます。 したがって、どのような時期にどのような発表会や記念パーティーを行うかは、合併会社双方で十分に検討を重ねた上で決める必要があります。 合併にともなう行事には、大きく分けて次のようなものがあります。 (1)合併の直前・直後に行う発表会 主にマスコミ関係者や対外的な関係者への発表を目的として催されます。 (2)合併後の適当な時期に行われる合併記念パーティー 主に旧両社の社員の懇親、取引先との交流を目的として催されます。 (3)合併何周年行事 合併が成った後それを記念して、特定の年数ごとに催される行事です。 ここでは、以上の合併にともなう行事のうち前述(1)および(2)についての解説を行っていきます。(3)の合併周年行事については「創立記念式典」の項目を参照してください。 |
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合併発表会 | ◆契約が済んでからマスコミに発表する 合併の直前・直後に行う合併発表会は、マスコミに対する情報公開会のような形式になります。 合併発表会は、合併が契約の締結により確定した段階で行うようにします。合併の交渉中は、マスコミにすっぱ抜かれたり情報がもれたりしないように十分用心する必要があります。こういったことはマスコミに先行されますと、やっかいなことになりかねません。発表は、自社の業界に関係のある記者クラブを訪ねて行います。合併は、マスコミにとって絶好のニュースであり、発表会では相当に突っ込んだ質問が出されることが予想されます。したがって、あらかじめ合併当事者間で入念な打合せをし、発表会には代表権をもつ役員がそろって出席するようにします。 また、総務部長あるいは広報部長が同行し、メディアリリースを配付して、司会をしながら質問をさばくようにします。 ◆社内にも合併を発表する マスコミへの発表と時を同じくして、社内にも合併の発表を行います。社員には、上司を通じて正しく簡潔に伝えるようにします。社員が会社が合併することを翌日の新聞で知ったなどということがないよう、適切な時期に発表する必要があります。発表する時期など証券取引法のインサイダーに違反しないよう十分に留意する必要があります。 |
合併記念パーティー | ◆合併記念パーティーは一大イベント 吸収合併にしろ、新設合併にしろ合併とは、新しい会社ができるということです。合併が成った後に行う合併記念パーティーは、新会社の初めての大きなイベントですから、よく意見調整をした上で、失敗のないよう準備えお進めていく必要があります。 |