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創立記念式典
運営のしかた
会場の設営 | ◆厳粛かつ華やかに演出する 式次第は、式典の形式によって異なってきます。 (1)演壇の横に社旗と生花、演壇の後ろに金屏風、その上に式典名を記した看板をおきます。 (2)式次第は、見やすさを考えて演壇に向って右手、司会者席は左手におきます。 (3)マイクは演壇と司会者席に2本用意します。故障した場合のことを考えて、予備にもう1本セットして会場の隅に配置しておくとよいでしょう。 (4)会場には、厳粛な中にも華やかな雰囲気をかもし出すような配慮をします。演壇付近に豪華なフラワーアレンジメントを施したりするのも、1つの方法です。 (5)社屋を利用する場合で、壁面が味気ないものであれば、そこに紅白幕を張ります。 (6)案内表示や看板などの字体や色を統一したり、テーブルクロスの色・素材、テーブルフラワー、食器、灰皿などの小物についても気を配ります。 |
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受付の設置 | ◆迅速に気持ちよく迎える (1)必要な備品 受付には、黒盆、名刺受け、芳名録、硯・筆・ペン、招待者名簿などが必要です。貴重品や祝儀を保管するため、小さな金庫を用意するとよいでしょう。 (2)受付の数および位置 受付は、招待客の人数に合わせて、いくつか設けるようにします。受付で長々と待たされるのは、招待客にとって大変苦痛なので、スムーズに流れるように位置する必要があります。開場からパーティー開始までの時間が15分から20分程度なら、1つの受付でさばける人数の目安は、50人程度でしょう。 受付は、できるだけ会場の近くにおきますが、入口付近の混雑を考えると、多少余裕をもった位置に設けるのがよいでしょう。 (3)担当者 受付にはベテラン社員(男女の組合せ)を配し、あいさつや招待者名簿のチェック、胸花などの手渡しを行います。この場合の留意事項は、次のとおりです。
(4)胸花 胸花には、普通はバラが用いられます、ただ季節によっては、菊やカーネーションなどもよいでしょう。 招待客には赤またはローズピンクの花を用意します。VIPには少し大きめの花を付けてもらい。他の招待客と区別します。 女性の中には、胸花を着物やドレスに付けるのをいやがる方もいますので、手渡すだけにします。 主催者側は白い花を付けます。また、実行委員はネームプレートを付けておくようにします。 |
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服装 | ◆場合に応じてふさわしい服装をする 社内的な行事であれば、ダークスーツで十分です。社外からの招待客が多い場合は、役員はモーニングで正装します。 |
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迎賓・立礼 | ◆式典の30分前までには会場に入る 遅くとも式典の30分前までには、会場に入り、招待者を出迎えます。立礼は、関東と関西とでは並び方が違うので保留します。 |
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式次第 | ◆アトラクションにより多少異なる 年中行事の一環として催す創立記念式典の場合は、ある程度決まった式次第を行いこととなりますが、周年行事として催す創立記念式典の場合には、何か目玉となるようなアトラクションを用意することが少なくありません。 どのようなアトラクションを盛りこむかは、企業の規模、業種、何周年かなどの条件によって異なりますが、基本的な式次第は次のようなものになります。
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運営上の留意点 | ◆出席者に不満をもたれないようにする 出席者が多い行事の場合、出席者が次のような不満をもつことがありますので、そのようなことのないよう気を付ける必要があります。
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記念品の引換え | ◆閉会時には応援を頼む 招待客をたくさん呼んでいる対外的な式典のときは、式典が始まったら受付を少しずつ縮小し、記念品をテーブルの上に並べて、引換所に模様替えしていきます。途中で退席される方もいますので、なるべく早めに用意します。 閉会すると一度にたくさんの人が引換えに集まりますので、係の者だけでは対応しきれません。前もって応援の者を頼んでおくようにします。 なお、記念品は多少多めに用意しておきますが、必ず引換券うや胸花と引換えで渡すようにします。 |
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パーティの 後始末 |
◆きちんとあいさつする 重要な来賓には、式典後、当日か翌日のうちに、社長あるいは役員があいさつに回ります。 また、一般招待客や祝電をいただいた方には、早めに礼状を送って感謝の気持ちを表します。 |