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除幕式
準備
本人(遺族)との 打合せ |
◆由来因縁にのっとって計画を立てる 除幕式は、胸像・座像・立像・碑・塔などを建立するに至った由来因縁にのっとって、計画を立てる必要があります。したがって、建立物が生存者に関するものなら本人と、また故人に関するものであればその遺族と、どのような形式で行うのが適当かということを打ち合わせておきます。 |
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日時の決定 | ◆参加者の便宜も考慮する 除幕式の日取りは、建立の由来因縁に最もふさわしい日時を選ぶようにします。特別な意味のある日がない場合には、できるだけ春か秋の吉日を選ぶようにします。建立物が屋外に建てられている場合、当然除幕式も屋外で催すこととなりますが、気候のおだやかな季節の方が、参列していただく方々の負担が軽くなります。 同様の理由から、どうしても夏あるいは冬に行わないければならない場合には、夏なら日差しのあまり高くならない午前中、冬なら比較的温暖な午後に行うように配慮します。 また、会社の創立記念日に近い場合や、新社屋の建設にともなって建立する場合には、それぞれ建立記念行事、落成披露式典と一緒に行うのもよいと思われます。 |
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式典形式の決定 | ◆いわれに応じて決める 除幕式は、一般に神道の形式にしたがって行われます。しかし、建立の由来因縁によっては、仏教、キリスト教などその他の宗教による形式にのっとって行われることもありますし、宗教色を持ち込まずに行うこともあります。 |
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参列者の決定 | ◆建立関係者・縁故者を中心に選ぶ 式典には次のような方々を招待します。 (1)建立を計画・実現した関係者
(2)縁故者
(3)その他
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招待状の発送 | ◆来賓には持参して手渡し 招待者が決まったら、封書による招待状に返信用のはがきを同封し、遅くとも3〜4週間前には発送するようにしますが、来賓には持参するほうがよいでしょう。 |
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曳網役の決定 | ◆縁故者の中から選ぶのが一般的 序幕の儀の行い手で、つまり曳綱役は、家族もしくは遺族のうちのなるべく血縁が近い方に依頼します。縁故者の子供を曳綱役とすることも少なくありませんが、この場合には当日式典前にリハーサルを行っておく必要があります。 なお、曳綱役は本人や遺族の意向を尊重して決定することが大切ですので、会社が勝手に決めてしまうことがないよう、事前に打合せしてかなければなりません。 |
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設備、 用具の準備 |
◆滞りなく進むように必要なものを用意する 除幕式に必要な設備、用具などは次のようなものです。準備品についてはチェックリストと作成し、確認しておくとよいでしょう。 (1)建立物を覆う布 建立物を覆う布は、序幕の際に滑り落としやすいように、ナイロンまたはポリエステル系の合成繊維か、絹地の白い布を用います。 (2)曳綱 建立物を覆う布を支え、序幕の際にその布を滑り落とす曳綱は、布と同様の滑りやすい素材の物を用います。除幕式は慶事ですので、色は一般に紅白のものとします。 (3)献花 建立物の序幕後に献花をする場合には、献花用の花を用意します。 (4)記念品 記念品は、一般に和菓子を選ぶことが多いようです。また、建立物のミニチェア、建立物の余剰材で作った文鎮・飾り杯・記念写真なども少なくありません。 (5)その他 その他、宗教に必要な設備・用具などを用意します。 |